音楽家向けVoiceaseの情報

1. 夜でも、アパートでも、作業できる

アーティストの多くは小さなスタジオから夢を始めます。つまり、パソコンとMIDI伴盤を机に並べた自室です。楽器はボリュームを絞ったりヘッドフォンに流せば家族や隣戸に迷惑をかけませんが、問題はやはり、それができない「歌」です。もちろん防音室は検討するでしょうが、高価で場所を取り、中にパソコンを持ち込むのもままならず、それができたとしても冷暖房の問題に苦しみます。
Voicease はマイクに装着するだけで壁を一つ隔てるほどに歌の音量を下げてくれます。マイナス約20dbは、安価な防音室に匹敵する遮音性能です。


2. 一発録音で分離したボーカルが録れる

バンドのマルチ録音ができるリハーサルスタジオも増えてきました。ひと部屋での一発演奏でもギター、ベース、ドラム、キーボードなどが独立したトラックに録音できます。が、問題は歌です。部屋でさまざまな楽器が鳴っていれば当然ボーカルマイクはそれを拾ってしまいます。Voiceaseを使用すれば、一発録音でもボーカルを独立して録音できます。
また、自宅での歌の録音に使用していただくと、「いい録音だったのに家族やペットが音を出したから」とか「救急車が通ったから」という理由での録り直しの悩みからも開放されます。


3. デモ録音に十分な音質

市場に出回っている防音マイクや歌の消音練習器を使ったことのある方はご存知の通り、それらは全く「音楽家」を意識していません。第一に、声は鼻からも出ているため、口からだけ集音しても音楽的な音にはなりません。第二に、口を覆った空間が通気していなければ長い音を歌った時に中の気圧が上がってしまい口から外さなくてはなりません。第三に、自分が出している声が完全な状態で聞こえない中での長時間の発声は喉の健康にとって危険でさえあります。Voicease
は鼻からも集音し、中での反射を吸音します。そうしてマイクに入る音をできるだけ装着がないときに近づけています。練習中の自分の声を正確に聞いたり、デモ録音に使用するには十分な音質のはずです。


オススメマイク例:

・SHURE BETA87A [レコーディング] ハンドヘルド型のコンデンサーマイクです。
同社のベストセラーであるSM58などでももちろん良いのですが、開発チームではVoiceaseとの組み合わせにおいて87Aで音質について好感触を得ています。
[Voiceaseはハンドヘルド(手持ち型)マイクにのみ対応しています。]


・SHURE BETA58A / SENNHEISER E945 [リハーサル] [レコーディング]
Voicease では少し音がこもる傾向があるので、いわゆる「ヌケの良い」マイクとの相性が良いです。


・ClassicPro CM5 [カラオケ][トーク配信]
コストパフォーマンスが最高のマイクです。オーディオインターフェース CAI16U と組み合わせても6000円程度で、パソコンでのYouTubeカラオケや、トークの配信には十分な音質です。


・iRigMic
スマホのカラオケアプリを楽しむ方向けです。このマイクとヘッドフォンだけがあれば楽しめます。
*(iPhone/iPadの場合は4極ステレオミニプラグをLightningやUSB-Cなどの接続端子に変更するアダプ
ターが必要です)


オススメ機材例(マイク以外に必要なもの):

・YouTubeカラオケをスマホで楽しまれる方:
BEHRINGER / MA400
スマホで流す音源(YouTube、Lineで届く音源など)を聴きながら、Voiceaseを使って歌う自分の声と混ざったものを聴く、という形で使用できる最もシンプルなシステムです。マイク以外に、マイクケーブル、両端がステレオミニプラグのケーブル(iPhone/iPadの場合はそれに加えそれをLightningやUSB-Cなどの接続端子に変更するアダプター)、ミニプラグを標準プラグに直すアダプター、ヘッドフォンもしくはイヤホンが必要です。
*この機材では、マイクの音をスマホ内に録音することはできません。
*この機材ではマイクの音にリバーブ(エコー)をかけることはできません。


・パソコンでのYouTubeカラオケや、トークの配信をなさる方:
Classic Pro CAI16U
とにかく安くスタートできます。この機材と、マイク、マイクケーブル、USBケーブル(片方がパソコンに接続できる端子、もう片方が miniUSB)、ヘッドフォンもしくはイヤホンがあればスタートできます。
*この機材はスマホでは基本的に動きません。
*この機材ではマイクの音にリバーブ(エコー)をかけることはできません。


・スマホ(Garagebandなど)で録音やカラオケ(カラオケアプリやYouTube)をし、パソコンでも録音や配信や行う方:
ZOOM /U-24
オールマイティに使用できます。マイクとマイケーブル、USBケーブル、ヘッドフォンもしくはイヤホンがあればスタートできます。
*ヘッドフォン端子が標準ジャック(ミニジャックではない)ですのでご注意ください。
*この機材そのものではマイクの音にリバーブをかけることはできません。アプリによってはエコー音戻せる形になります。
・マイクスタンドはしっかりしたものをお使いください。

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